新しい網膜治療である、硝子体注射を行っております。
硝子体注射とは
滲出型加齢性黄斑変性の原因物質のひとつであるVEGF（血管内皮増殖因子）のはたらきを抑える作用を持つ、抗VEGF薬を注入することです。眼の中に注入することで、新生血管の成長を抑えるとともに、新生血管からの滲出液や出血を止めて、症状を改善します。
適応疾患
- 近視における脈絡膜新生血管
- 加齢黄斑変性症
- 網膜静脈閉塞症による黄斑浮腫
- 糖尿病黄斑浮腫 など
詳しくはご相談ください。
加齢黄斑変性
加齢黄斑変性（かれいおうはんへんせい）は、眼の網膜にある「黄斑（おうはん）」という部分の機能が、加齢などの原因によってダメージを受ける病気です。高齢者の失明原因となる病気の一つで、近年増加の傾向にあります。
脈絡膜（みゃくらくまく）から発生する新生血管（脈絡膜新生血管）の有無により、「滲出型（しんしゅつがた）」と「萎縮型（いしゅくがた）」の二つに分類されます。
網膜静脈閉塞症
網膜静脈閉塞症は、読んで字のごとく、網膜の血管（静脈）が目詰まりを起こし（閉塞）、網膜がむくんだり出血したりして、ものが見えにくくなる病気です。
糖尿病黄斑浮腫
糖尿病黄斑浮腫は、糖尿病網膜症の合併症として黄斑部がむくむ（浮腫）病気です。網膜症の病期に関係なく発症し、その進展に伴って発症の危険性も高まります。
黄斑浮腫は最初は小さなものですが、やがて黄斑の中心部まで浮腫が及ぶと、著しい視力障害が生じます。
糖尿病黄斑浮腫の自覚症状として、視野の真ん中が影響を受けます。
進行に伴ってさまざまな症状があらわれますが、最も多く見られるのが、かすみ眼です。そのほか、視力の低下、変視症、コントラスト感度低下などがあります。
費用や施術時間など
| 施術時間 | 1分 |
|---|---|
| 効果持続期間 | 約1ヶ月 |
| 費用 | 約60,000円（3割負担）／回 約20,000円（1割負担）／回 |
