残念ながら…萎縮型の加齢黄斑変性症は、現在確立された治療法はありません。ただし経過中に浸出型に変わるという報告もありますので、定期的な眼底検査は必要です。私見ですが…今後IPS細胞の応用が、一番期待される病態だと考えています。

生活習慣上で喫煙している人は、出来れば禁煙して頂き、コレステロールが高い人はしっかり下げるよう指導もしています。食事で…お肉とお魚で迷われたらお魚料理を選択して頂き、積極的に緑黄色野菜の摂取を心掛けましょう。なかなか食事での対応が難しいという方は、サプリメント(ルテイン)の摂取はお勧めです。他眼の発症予防には効果ありですよ。

下之城眼科クリニック