黄斑疾患に対する硝子体手術
眼の奥にある網膜の中心部を黄斑と呼びます。我々は、そこで鮮明に物を見ています。カメラに例えるならフィルムの役割です。
そこ(黄斑)が障害されると…必ず物が歪んで見えるようになり、視力が低下するのです。
硝子体手術は、様々な眼の病気に対応出来るのですが…とりわけ「歪み」を生じる疾患に対し改善させうる可能性がある外科的アプローチなのです。
手術をしても何故?完治させられないのか?…歪みが完全に無くなり、視力も元通りにならないのか⁇
それは…黄斑(網膜)は、神経から出来ていて再生されない組織だからです。障害をうければ、後遺症(歪みの残存や矯正視力の限界)が残るんです。
ただし、オペ後の日常診療の会話中で…術後早期に以前より歪みが軽減した、見やすくなったと喜びの実感を得られる患者様が多いのは事実です。以前よりも…明らかに手術装置が安全になった事と手術手技(病態把握)がより確立されてきた事が要因だと思います。
適切な時期に手術を受ければ…ほとんど後遺症を残さないで、自覚しないで日常生活が送れるようになってきています。
黄斑上膜や黄斑円孔や硝子体黄斑牽引症候群や黄斑浮腫や網膜分離(高度近視)などなど…多岐にわたり当院では丁寧に対応し術後に患者様の喜びの声を多く頂けています。
あなたも諦める前に…まず相談を‼︎